2023年1月8日(日)、日本中国友好協会主催「第40回全日本中国語スピーチコンテスト全国大会」において、中国語学科3年の細川詩織さんが「大学生部門」第1位となり、「外務大臣賞」、「中国日本友好協会賞」を受賞、さらに全部門を通じての最優秀賞にあたる「日本中国友好協会会長賞」を獲得しました。
また細川さんは、2022年10月22日(土)、日中友好協会主催「第2回日中大学生スピーチ交流会」においても、個人として外務大臣賞(第1席)を、ペアとして日中友好協会賞(第1席)を受賞しました。
細川さんへのインタビュー
――優勝した感想を聞かせてください。
細川:まず、優勝できると思っていなかったので本当に嬉しかったです。実はコンテストの一か月前に風邪を引いて、それからずっと咳喘息が治らず、練習の時間がほとんど取れていませんでした。不安もありましたが、当日は落ち着いていつも通りのパフォーマンスができました。先生方も私以上に大喜びしてくださり、千葉県大会から頑張ってきて良かったと思いました。
――どんな練習をしましたか。
細川:基本的な練習は、曹先生からいただいた録音をまねることです。曹先生との練習の際には決まって同じところを直されていたので、いただいたアドバイスを原稿に書き込んで、録音と同じ発音になるように集中的に練習しました。また、自分のスピーチを録音して聞き、違和感があれば修正したり、制限時間の5分以内に収まるように調整をしたりしました。
――スピーチ上達のコツは何ですか?
細川:やはり練習量だと思います。自分もまだまだですが、スピーチと普段の会話は全く別物なので、感情の込め方や発音の正確さを追求すれば、自然とスピーチらしい話し方が分かってくると思います。
――スピーチを通して成長したと思うことは何ですか?
細川:以前と比べると積極的になったと思います。私は人前で話すのは得意ではないし、こういった活動はむしろ避けてきました。高校の頃の友達に、スピーチコンテストに参加すると話したところ、「そういうのに参加するタイプじゃなかったのに変わったね。どうしたの?」と言われました。2年生の時、何か目標になるものが欲しいと思って思い切って参加を決め、これまで何度かコンテストに参加してきましたが、活動を通して消極的だった自分が少し変わったように感じます。