経歴
- 2002年4月より現職。
- 一橋大学大学院経済学研究科博士課程単位取得満期退学
授業・ゼミについて
中国経済・社会についての講義、ゼミを担当しています。経済学というと、少しわかりにくいイメージがありますが、私たちの生活、文化すべてにかかわるとても大事な側面です。中国は大国ですので、所得格差や環境汚染、技術進歩など経済発展のさまざまな局面において、途上国としての側面と先進国としての側面を合わせ持っています。中国の経済を知ることから、世界経済の様子も理解できるようになります。多様な中国を見る視点を養ってもらえればと思っています。
研究について
中国経済・社会を対象としていますが、特に経済発展論の視点から労働移動の問題を研究しています。もともとは貧困の問題に関心があったので、中国経済の発展から世界の発展途上国に有益な示唆を導出できればと考えています。
おもな著書
- 『中国経済入門(第4版)』(共著)日本評論社、2016年
- Lewisian Turning Point in the Chinese Economy, (共著)Palgrave Macmillan, 2014年
- 『東アジアのボーダーを考える―歴史・国境・認識』(共著)右文書院、2014年
- 《中国经济的转折点;东南亚的比较》(共著)社会科学文献出版社、2014年
- 『中国経済の転換点』(共著)東洋経済新報社、2013年
- 《中国经济入门》(共著)中国水利水電出版社、2007年
- 『大国への試練―転換期の中国経済』(共著)日本評論社、1999年
- 『流れゆく大河―中国農村労働の移動』(共著)日本評論社、1999年
- 『中国における持続的成長の可能性』(共著)人と文化社、1998年