進級要件(中国語検定)と補習について

進級要件(検定関連)

  • CLM中国語検定3級あるいはHSK5級
  • GSM中国語検定4級あるいはHSK4級

中国語検定(4級・3級)について

中国語検定4級と3級の“違い”

4級

概要

中国語の基礎をマスター
平易な中国語を聞き,話すことができること。
(学習時間120~200時間。一般大学の第二外国語における第一年度履修程度。)
発音(ピンイン表記)及び単語の意味,常用語500~1,000による単文の日本語訳・中国語訳。

合格基準点

リスニング・筆記ともに60点

3級

概要

自力で応用力を養いうる能力の保証(一般的事項のマスター)
基本的な文章を読み,書くことができること。
簡単な日常会話ができること。
(学習時間200~300時間。一般大学の第二外国語における第二年度履修程度。)
発音(ピンイン表記)及び単語の意味,常用語1,000~2,000による複文の日本語訳・中国語訳。

合格基準点

リスニング・筆記ともに65点

“違い”のまとめ

語彙数 文構造 基準点
4級 500〜1000 単文 60点
3級 1000〜2000 複文 65点

直近のデータ(全国)

第95回 実施日 2018年 6月24日

合格基準点 平均点 志願者数 受験者数 合格者数 合格率
準4級 L 60 72.8 2,114 1,946 1,548 79.5%
W
4級 L 60 70.0 2,616 2,286 1,531 67.0%
W 60 72.4
3級 L 65(60) 62.4 3,115 2,734 1,276 46.7%
W 65(60) 63.9

中国語検定4級と3級の“共通点”

出題形式

  • リスニング(100点満点)
    • 短文聴解(50)
    • 長文聴解(50)
  • 筆記(100点満点)
    • 発音表記(20)
    • 空欄補充(20)
    • 語順整序(20)
    • 長文読解(20)
    • 日文中訳(20)

参考

試験問題・解答 | 中検 | 中国語検定試験
中検の過去試験問題・解答
中国語の基礎力が身についていたとしても、問題形式に慣れていなければ、試験本番で実了を出し切ることができない!

合格条件

リスニングと筆記がともに基準点を満たしていること。

注意点

どれだけ合計点数が高くても、どちらか一方が基準点に満たなければ不合格となる。

したがって…

苦手分野を残さず、まんべんなく得点できるように練習する必要がある!

補習について

授業と補習の違い

  • 中国語の授業は、中国語の基礎体力作り。
  • 補習は、中国語検定に向けた実力の定着。

たとえるならば…

来月、あなたは卓球の試合に出場するとします。

あなたは、これまで毎日かかさずに、腹筋と背筋、それからランニングをしています。

ただ、あなたは卓球のルールを全く知りません。

さて、試合に勝てる見込みはどれくらいあるでしょうか?

確かに、あなたの基礎体力や身体能力が半端なく高ければ、運よく一勝を上げることはできるかもしれません。

しかし、必ず勝たないといけないというプレッシャーの中で、絶対に勝てると言い切れる人はどれくらいいるでしょうか?

筋トレだけしていても、卓球の試合に勝てる確率はなかなか上がりません。

やはり、卓球の試合に向けた特別な練習が必要です。

つまり…

毎日の授業で学んでいるのは、中国語の発音や語彙、それから基本的な文法などが中心です。

スポーツで言えば基礎体力にあたるものと言えるでしょう。

もちろん、これらはこれからあなたが確かな中国語を身につけていく上で、非常に重要なものです(一生の財産と言っても良いでしょう)。

ただ、これだけで中国語検定に合格するのは、残念ながら難しいです。

なぜなら、中国語検定に勝つためには、その試合のルールを知らなければ戦えないからです。

先ほどの卓球の例えで言えば、筋トレばかりして、ルールを知らないのと同じ状態ですね。

また、スポーツの試合における勝敗は、相手の強さやコンディションにもよるかもしれません。

しかし、中国語検定の問題は原則的に同じレベルにコントロールされています。

したがって、本気で合格しようとするならば、「検定試験に向けて仕上げていく」というのが重要になってきます。

補習では…

先ほども説明した通り、リスニングと筆記、この両方ともが基準点を超えていなければ合格することができません。

大きな苦手分野を残したままだと、どうしてもどちらかが基準点を超えないという状況からなかなか抜け出すことができません。

補習では、

  • 教科書で習った語彙や文法項目を中心にしつつ、
  • 中国語検定に頻出の項目をインプットし、
  • 問題形式で定着させていく

…ということによって、「検定試験に向けて仕上げていく」練習を行なっています。

夏期講習と補習の日程

夏期講習
  • 7/31(火) 2限〜4限
  • 8/1(水) 2限〜4限
  • 8/2(木) 2限〜4限

内容:進級要件(中国語検定)対策

場所:MPPEC中国語ゾーン

講師:馬場将三先生(文法)

後期補習
  • 月4:文法問題対策(馬場将三講師)   MPPEC中国語ゾーン
  • 火5:リスニング問題対策(于明明講師) MPPEC中国語ゾーン
  • 金4:長文問題対策(芳沢ひろ子講師)  MPPEC中国語ゾーン
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