教員紹介:佐藤賢講師

佐藤賢 講師

(さとう けん)

専門分野

  1. 中国映像文化論・文学
  2. 中国インディペンデント・ドキュメンタリー映画に関する研究
  3. 中国語圏映画、中国文学、アジア映画史、中国語

経歴

  • 2015年4月 現職
  • 2013年10月 首都大学東京都市教養学部人文・社会系中国文学教室助教
  • 2013年2月 一橋大学・博士(学術)学位取得
  • 2011年9月 一橋大学大学院言語社会研究科博士課程単位取得後退学
  • 2006年3月 中国・中国社会科学院文学研究所留学(2007年3月まで)
  • 2003年3月 一橋大学大学院言語社会研究科修士課程修了(修士(学術))
  • 2000年9月 中国・山東大学漢語文化学院留学(2001年7月まで)
  • 1999年3月 東京都立大学人文学部中国文学専攻卒業(学士(文学))

授業・ゼミについて

  ゼミでは、中国語圏の地域(中国・香港・台湾・マレーシアなど)の映画を見ながら、映画の背景にある多様な中華世界について理解を深めます。 さらに、知識だけでなく、映像を見て自分で考える力を身につけることを目指しています
 映画を見ておもしろいと感じたら、自分が感じた「おもしろさ」を言葉にして人に伝えることができるかどうかが大切です。「おもしろさ」を言葉にするのは大変ですが、言葉にする過程で様々なことを考えることができると思います。ゼミ生には、積極的に自分の意見を発言してもらうほか、自分で選んだ映画についてレポートしてもらっています。

研究について

 中国のインディペンデント映画、特にドキュメンタリー映画を研究しています。

 中国では1990年代以降、小型のデジタルビデオカメラが普及したことにより、多くの人びとがデジタルカメラを手にして、映画会社やテレビ局ではないところで、大きく変わりゆく中国を、映像で表現しています。

 映像によって中国を表現すること、そして映像を見ることで中国を理解することとはどういうことなのか、映画をとおして中国を理解すると同時に、中国において映画とはどんなメディアであるのか、文学や芸術との関係も含めて考えています。

 また、既存の映画制作システムの外部にあるインディペンデント映画は、一般の映画館では上映されることはありませんが、バーや喫茶店、大学などで上映イベントが行われています。そうした文化活動を可能にしている中国における人的ネットワークについても関心を持って調査・研究しています。

論文

  • 「映像から見た中国」(2016年、2015年度武蔵野市寄附講座『中国を理解する』成蹊大学)
  • 「香港の60年代―映画『ワイルド・ブリッド』に見る文革の影」(2015年、『中国60年代と世界』)
  • 『ジャ・ジャンクー「映画」「時代」「中国」を語る』(2009年、共訳、以文社)
  • 「中国ドキュメンタリー“運動”」(2007年、『現代思想』2007年10月臨時増刊号)
  • 「見る運動と方法としての中国ドキュメンタリー」(2012年、『情況』第4期1巻第1号)
  • 「清末中国における「読者」の位置―呉趼人をめぐって」(2005年、『一橋論叢』第134巻第3号)